MENU
2016年12月21日
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
今回は、えんまん相続研究会の【資産を守る勉強会&懇親会】を、
12月13日に開催致しましたのでご報告です。
2017年1月から、毎月の開催に向けて“プレ”開催となった今回は、
行政書士の先生に講師を務めて頂きました。
『遺言書作成 7つのステップ』
というタイトルで、遺言書を書く上で大切なポイントを分かりやすくお話しされ、
最後には参加者皆の、練習の遺言書が出来上がりました。
遺言書をつくる上で大切なポイントは、
・心身共に健康な今のうちに、自分の意思を明確に伝え、
相続人たちの間での争いを防止すること。
・自分の相続人が誰かを、戸籍でしっかり確認すること。
・遺言書が無かった場合には、財産が誰に、何分の1ずついくのかを知る。
(法定相続人のこと。特に子どものいない夫婦は要注意。親や兄弟も相続人に。)
・配偶者が安心して生活していけるようにすることを考える。
・分けやすい財産と分けにくい財産を把握し、
誰にどんな財産を残すかを決めること。
・自分の財産が、どこにあるのかを書いておく。
(金融資産、保険、不動産などの一覧表を作る。)
・自筆証書遺言書と公正証書遺言書の違いを知る。
そのあと、おまけに税理士の先生から『節税できる遺言書』
のポイントを教えていただきました。
少しの時間を、遺言書をつくる事に使えば、
「こんなにも防げる争いがあるのか!」
「こんなに相続税が違うのか!」と驚きました。
日本では、遺言書を書いている人はまだまだ少なく、
“遺書”のイメージと混同している方も多いそうです。
“遺書”は死ぬ人が書くもの。
“遺言書”は生きる人が書くものです。
そして、残す財産が多い少ないにかかわらず、
のこす人への思いやりが大切ですね。